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    T様邸屋根、外壁その他もろもろ全部洗いました。

    昨日、強風のため作業中止となったT様邸の屋根、外壁の高圧水洗を行いました。

    カラーベスト製の屋根はコケが生え、表面の既存塗膜も劣化しています。

    余談ですがたまに塗り替えのお施主様がこうおっしゃいます。
    「え〜?カラーベストって塗り替えなきゃいけないの?新築の時、大工さんが最新の屋根材だから半永久的に持つよって言ってたよ〜?」

    半永久的って・・・  永久の半分的年数って何年なの?


    その時その大工さんの意図は何だったのか知る由もありませんが、きっとその時は建材メーカーの口八丁に乗せられてしまったのかもしれませんね。

    日頃、私も最新!とかNEW!とかのそれらを吟味もせずにいきなり飲み込んでしまうことがありがちですが・・・反省です。

    塗料も含め、住宅建材の日進月歩は素晴らしいものがありますが、今は最新でも数年後、数十年後にはもっと良いものが出ている筈です。と言うことはどんな建材でもいくら最新、最新と騒いでも必ず経年劣化でメンテナンスが必要な発展途上建材な訳です。

    私達の仕事も最新の塗料、最新の工法とはいっても、長いスパンで見れば発展途上な訳ですから、常に奢らず、実直に、足跡をよく見つめながら仕事をしていきたいものです。

    そお言えば・・・以前大手ゼネコンT工務店の新築現場で塗装工事を担当していた時の事でした。その現場の屋根の板金が日光の当たり具合により時には緑色、時には紫色、また時には金色と光り輝くのです。仕事をしながら眺めていると神々しさをも感じたことを憶えています。

    ある日、板金屋さんに尋ねました。「この板金って何で出来てんの?」「チタン合金だよ。400年は持つよ」

    よ、400年!?400年って・・・?
     

    暴露テストってすごいな〜。400年先まで判っちゃうんだ〜

    恐らく400年後にはメンテナンスするんでしょうね。
    未来の塗装屋さんはなんて言うんでしょうか?
    「最新のこの塗料を塗ればあと800年は持ちますよ」なんて・・・

     

    屋根の高圧洗浄中の画像です。
    白っぽく見えているのが洗い終わったカラーベストです。コケや劣化した既存塗膜が洗い流されカラーベストの芯材が現れました。
    黒っぽく見えているところがコケや既存塗膜が残っている所です。
    [あ〜ら、不思議。使用前、使用後でこんなに違うんですね〜]どこかのTVショッピングを見ているようです。


    外壁の洗浄中画像です。
    長年の間に付着したホコリや劣化塗膜のチョーキングを丹念に洗い流して塗料の密着度を良くします。

    ついでに窓、雨戸、網戸、アルミサッシのレール等などぜーんぶ洗います。これはお施主様の掃除の負担を少しでも軽くという藤沢塗工店のちょっとしたサービスです。

    明日は釣りには行きません。家内が清水町のレクスポ祭に出場するため、長男の英語検定試験の送迎や二男のサッカーの試合の送迎が明日の私の仕事です。
     

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