卒業式
こんばんは。
”シャチョブロ”です。
今日は長男坊の卒業式の日でした。
昨日の涙雨の空模様とは打って変わって良い天気!
とっても清々しく気持ちよい朝の空気でした。
芸術部の生徒さん達が作った卒業式の看板。
午前10時の定刻通りに式が始まり、講堂2階席の一部では”かぶりつき”で我が子の入場を手を振って迎えています。
2階席でかぶりついているのはこの1部だけなんです。
かぶりつく!かぶりつく!
何故かここだけ空気感が違うのです。
何故だろうと思い観察していると関西弁でしゃべってる!
野球部の子達なんかはけっこう関西から来て寮生活を送っているんです。
3年の間離れて暮らしていたから喜びもひとしおなんでしょう。
それにしてもやっぱノリが違いまんねんな〜。
粛々と式次第は進み、校長先生もPTA会長さんも在校生総代の生徒さんも卒業生総代の生徒さんも良いお話を有難うございました。
「これからまた新しい人生を歩むにあたり決して平たんな道ばかりではないと思います。山あり谷あり、曲がりみちあり。曲がり角の向こうにはどんな人生が開
けているのかと思うと不安があるかもしれません。しかし、その曲がり角を曲がらないことにはその先の新しい風景も出来事も人生も見ることは出来ません。勇
気をもっていくつもの曲がり角を曲がっていってください」
と、在校生総代の生徒さんがこんなくだりの送辞を下さいました。
教えられましたね。
大人になるとついつい守りの人生を歩みがちになり人間がコンパクトになってしまいますが、若い時から志を高く持ち、勇気をもって人生を切り開く訓練をしていないと人生の節目や局面で思いきり進めませんね。
卒業証書授与の時に担任の先生が卒業生一人ひとりの名前を呼ぶのですが殆どの先生が感極まって涙を流しながらの点呼でした。
きっと生徒も先生も魂をぶつけあいながら3年間一緒に歩んだのでしょう。
そう想像するのは難しくありません。
親としてはあっという間の3年間で長男がどんな高校生活を送ったのかあまりピンときませんがボチボチと勉強も頑張ったようですし、部活では部長をやったりしてそれなりに充実した高校生活を送ったようです。
前髪命!
2年生の時に校内合唱コンクールで優勝したのでその時の歌を久しぶりに披露してくれました。
みんな〜!上手だったよ!
前髪命!
ネオビジュアル系バンドのベーシストとしてこの前髪へのこだわりはすなわち校則との対峙、校則への抵抗、そしてそれに立ち向かっていく男の意地だったようです。
3年間、担任の先生からはこの前髪へのこだわりさえなければもうサイコ―なんですけどね〜と叱られっぱなしでしたがまあ、ある意味良しとしましょう。
最後にクラス全員で記念撮影。
先生方も色んな事に親身になってくれて、無事に卒業することが出来ました。
クラスのみんなも仲が良くて礼儀正しくて優しくて良い子達ばかり。
この学校がクラスが学び舎で本当に良かった。
春からは大学生で一人暮らし。
だんだん親離れして行く寂しさより人生の紆余曲折を感じながら少しずつ成長していくその様がいつまでも可愛く感じます。
まだまだ親バカです。
卒業おめでとう!
オールの打ち上げ楽しんで!
(お母さんちょっと怒ってるけどぉ・・・。)
では、また。