やっと、やっと、”シャチョブロ”再開。
やっと、やっと”シャチョブロ”再開です!
中伊豆のW様邸の塗装工事も無事終了しました。
W様邸の最後の仕事は床の塗装工事です。杉の無垢材の上にオイル系ワックスを塗布させて頂きました。
使用した塗料はドイツ製のクライデツァイト、(たぶんこんな発音)日本国内での商品名はプラネットカラー。ひまわり油や菜種油、蜜蝋などが主成分の自然塗料。
無垢材をふんだんに使ったとても柔らかい住宅になりました。W様におかれましてもまたこの柔らかくゆったりとした住みかで、中伊豆の自然の中、ゆっくりとした時間を過ごしていただきたいものです。
一方こちらは三島市、N様邸。
三島市のN様邸の外部塗装工事も無事終了しました。ノンロット205Nという防虫、防腐木材保護塗料を塗布させていただきました。メーカー在庫の常備色の中にはN様邸に合う色が無かったのでノンロットのダークブラウンとブラックとクリヤーを混ぜて調合し古民家風のN様邸の外観に合うギンナリとした感じの色に仕上げました。 明日、足場の解体を行い、点検を終えたら工事完了です。
そして先週18日から”シャチョブロ”を休んでいた理由は・・・
清水町内の清水小学校前に3月15日にオープン予定の美容室の改修工事が突然始まりました。
本当は正月休みが終わってから始まる予定でしたが土木事務所の許可が書類上の何とかで下りずにじっと待つしかなかったのですが、やっとその許可が下りてとにかく改修工事開始!工事期間が短くいきなりの突貫工事!
最初の塗装工事は既存のフローリングの塗膜を剥がすことから始まりました。
しかし!フローリングのクリヤー塗膜が固く、そう簡単には行きません。
まず、スケルトンという強力な剥離剤を塗り、養生ビニールでしばしラッピング。塗膜がシワシワになったタイミングで金ベラを用いてこそぎ取ります。この様にしてワックスとクリヤー塗膜を除去します。たいていの塗膜は一回の工程で剥がれますがこのクリヤー塗膜は強固なのでもう一回この工程を繰り返します。
それでも完全にはクリヤー塗膜を除去できません。ベルトサンダーで残った塗膜を更に削り取ります。
更にその後ベルトサンダーでザラザラになった床をオービタルサンダーで残った塗膜を削り取りながら素地を滑らかに仕上げていきます。
体重をオービタルサンダーに乗せてグオーン、グオーンと一晩中磨き上げていきます。
これが週末、日曜日関係なく昨晩まで続いていました。毎晩作業終了時刻は日付が変わった午前1時頃でした。
昼間も他の現場で仕事をしていますから、この仕事は体力勝負、気力勝負、根性勝負!何度も心が折れそうになり天を仰ぐ場面がありましたが皆、とても頑張ってくれました。
オービタルサンダーもあまりの連続運転そして負荷の掛け過ぎにより作業途中に2台が役目を終える事となってしまいました。御苦労さま。そしてありがとう。
来週から内部の塗装工事に取り掛かる予定です。
さっきTVで今週末に春一番が雨とともに吹くそうだと伝えていました。神子元島のメジナが呼んでいるのに釣りには行けそうもありません。残念です。
でも逆に体を少し休めるにはいい機会と捉えましょう。
では、また明日。