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    今年も東海大学フィッシング理論実習の時期がやってきました。

     こんばんは。

    ”シャチョブロ”です。

    今年も東海大学フィッシング理論実習の授業に行って来ました。

    今年の受講生は総勢44名!

    多!

    清水校舎、湘南校舎、高輪校舎、阿蘇校舎からの参加です。






    でも、今年からはOBの朝倉先生も講師に加わって、さらに充実した授業になりました。


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    最初の講義は長谷川先生の講義から。

    長谷川先生の講義は主に日本における釣り文化の歴史や変遷、海の釣り全般に関する知識などとたくさん憶えることがあってなかなか興味深い講義です。



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    次は不肖、私の講義。

    私は磯釣りの講義を毎年担当しています。

    磯釣りにおける気象知識、安全知識、上物釣り、底物釣りについての講義です。

    メジナ釣り、石鯛釣り、モロコ釣り等で実際に使うタックルを皆に手に取ってもらって、少しでも五感に訴えるようにしていますが、今年は女子学生の方が興味津々で竿を持ってみてこちらが道糸を引いて竿を絞り込んでみると「キャア――――!!!重――――!!!」

    みたいな。

    それを横目で男子は眺めてる。

    毎年それぞれの個性があって実に愉快ですが、今年は特に女子の方が元気でした。




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    次は新任の朝倉先生の講義。

    朝倉先生は東海大学のOBで大学院にまでいってとにかく理論的に釣りをしますが、今はへヴィータックルでのルアーマグロ釣りにハマっています。

    それも何百キロとかっていう、もう釣りの対象じゃないんじゃないか?ってヤツを狙っています。






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    最後は宮本先生の講義。

    宮本先生もOB。

    三保近辺のルアー釣りに長けていて、とっても理論的に釣りをする先生です。


    それに比べると磯釣りはアバウトな気がします。

    磯釣りもそれなりに統計があったり、潮、水温、気象を熟知しないと上手くいかない場面が多々ありますが、それはあくまで引き出しにしかすぎません。

    その引き出しが多ければ多いほど海の刻々と変わる複雑な条件に合わせて釣りが出来るわけですが、前の日に何がどこで釣れているからと言って釣行日に釣れるとはかぎりません。

    むしろ、目論み通りに女神が微笑んでくれるのはほんのわずか。


    釣行日当日の水温変化や潮色、潮流の様子で釣り座を決めたりしますので、いつも出たとこ勝負。


    思い通りに行かないから磯釣りは実に愉快で面白いのであります。

    釣りたい釣りたいで殺気立っていると魚に見透かされますし、かといってユルユルやっていても釣れません。

    程よい緊張感のなか、磯にぶつかる波濤の音が聞こえなくなるくらいの集中力を持って挑むと魚は釣れますね。


    時々、想定外の大物が掛かって仕掛けをぶち切られたりして悔しい思いをすることもしばしばありますが、それがまた次への対峙への活力となります。




    この受講生の中から磯釣りにのめり込む学生がいてくれれば本望です。


    講義の後は投げつりに使用する仕掛けを苦労して作って、次の日からの実習に臨みます。






    今日はここまで。


    では、また。












     

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