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    全磯連 全国支部連合研修会

    10月31日、11月1日の両日西伊豆、堂ヶ島にて全日本磯釣連盟の第43回全国支部連合研修会が開かれました。
    全磯連各支部より130名の参加があり今回一番遠方からの参加は九州支部からの参加でした。

    宿泊するホテルは堂ヶ島のアクーユ三四郎。
    三四郎島の向こうに夕日が沈んでゆきます。ここのホテルのウリです。


    宿泊参加は約90名。午後5時から次の日の釣りに関する船割発表をし、その後ダイワフィールドテスターの丹羽 正さんと沼津潮倶楽部の名誉会長、藤川一範さんによるトーク形式での『伊豆半島の磯釣り』と題して研修会を行いました。

    丹羽さんは伊豆半島でのメジナ釣りに関してはエキスパート。河津町でフィッシングマート、サバルという釣り道具屋さんを経営しながら全国津々浦々を釣り歩いています。釣り雑誌への露出はもちろんですが、各地での取材や講演、スカパーの釣りビジョンにも良く登場しています。

    藤川さんは伊豆半島をホームグラウンドとする石鯛釣りファンは誰もが知っている人。伊豆半島中の全ての磯で石鯛を釣りあげていて、釣りの巧さでこの人の右に出る人はいないと言っても過言ではないでしょう。現在は70歳を超え石鯛釣りも年に数回の釣行ですが、もういいでしょう。現役バリバリの頃は石鯛釣り、クロダイ釣り、メジナ釣りを含め年間360日の釣行回数でしたから・・・
    正月と台風の日以外はどこかで竿を出していました。どんだけヒマだったんでしょうか?私にとって釣りの師匠というより親父となる人ですが人情厚く、面白く、釣りの話を聞いているだけで自分も釣れる気がしてくるそんな人です。

    私が沼津潮倶楽部に入会して約半年後のクラブ石鯛釣り大会を目前にしていた頃、その当時の藤川会長から電話がありました。「今度の石鯛釣り大会の件だけんど、藤沢君石鯛やってみにゃ〜かね?」
    それまで私はメジナ釣りが殆ど、石鯛釣りはまだ未経験、タックル類は先輩達が譲ってくれたりして揃っていましたが自分にはまだまだという気分でした。
    「今度の大会で藤沢君が石鯛釣っちまう夢を見たさ〜。釣れる気がしてしょうがにゃ〜だよね。騙されたと思って今度の大会石鯛やってみな?」
    藤川名誉会長のシックスセンスは石鯛釣り界でも有名だったため話を聞けば聞くほど本当に釣れる気がしてきました。で、騙されたと思いながら大会に参加。南伊豆、入間の牛根に渡り、一緒に乗った先輩にあーして、こーしてと手ほどきを受けながら石鯛釣りのドアを開けました。そしたら釣れたんです!
    石鯛釣りは10回の釣行回数に1枚釣れれば御の字という釣りですが、初めての釣行の第2投目に釣れてしまいました。しかも64.5センチ、4.85キロという大物です。
    この1枚が私が石鯛バカへの道をひた走るきっかけを作ってしまう罪な1枚です。


    研修会後は懇親会。2日間とも私は司会進行を仰せつかっていたので食事もそこそこに、食べても食べた気がしませんでしたが、アワビの踊り焼きは美味しかった〜。

    宴会が終わってから静岡県支部役員は一つの部屋に集まって次の日の打ち合わせ。結局就寝したのは午前1時半、起床は午前3時。釣りのときは寝る暇なんてありません。


    当日参加の人達が関東近辺から受け付け時間の午前4時を待たずに続々とホテルにやってきます。
    起きぬけのぼ〜っとしている頭をフル回転させながら受け付け対応して仁科港、松崎港、雲見港、伊浜港へ参加者全員を送り出し、私は仁科港へ向かい紋臧丸に乗りこみました。中部支部、四国支部の釣り人を先に各磯に降ろし、私たちは高島にダイワフィールドテスターの丹羽さんと渡礁しました。
    潮が効いている感じは無く、潮色も良くありません。先週に南伊豆で行われた?マルキュー(埼玉県にある国内最大の釣りエサメーカー)メジナ釣り大会関東ブロック予選会でも殆どの人がボウズを喰らった潮がまだ居座っているようです。しかし水温が上がっていることを考えると石鯛釣りには向いているかもしれません。


    丹羽さんも「やっぱ、食いが渋いね〜。今日のメジナ釣りは厳しいかもな〜」とぼやいています。
    しかしゆる〜い下り潮が上り潮に替わった瞬間、パンパンっと2枚立て続けにメジナを釣りました。
    「さすが!よっ、名人!」
    私はアイゴやら特大フグやら舞鯛を釣りましたが本命のメジナはとうとう釣ることが出来ませんでした。
    まだまだ修行が足りませんね〜。


    丹羽さんと記念撮影。「はいっチーズ!」


    前日の天気予報では寒冷前線が南下し海、山とも大荒れとなるため海のレジャーなどは注意が必要といっていましたが、何とかお昼ごろまでは天気が持ちました。皆さん不慣れな磯で海が荒れて事故があっては大会全てが水の泡と消えてしまうため気を使いました。お陰で各地で石鯛、メジナ、舞鯛、モロコ等など釣れて大会に花を添えtることが出来ました。役員としてはそれが何よりで一安心。


    昼食を取りながら表彰式、抽選会が行われました。司会進行の大役ももう少しで終わりです。正直疲れ果て時々足元がおぼ尽きません。


    石鯛の部、石垣鯛の部、メジナの部、舞鯛の部、他魚の部の優勝者の皆さんです。


    何とか2日に渡る大会が終了し、沢山の人達と久々に会えて、また沢山のねぎらいの言葉をいただきました。役員のみならず参加者全員の協力なくしてこの大会は成立しませんでした。
    皆さん、本当にありがとうございました。

    来年は全磯連、本部が担当で八丈島が開催予定地です。狙いは巨大クチジロ(石垣鯛の老成魚)か・・・

    明日は三島で塗装組合のボランティア活動です。

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